合流時に合流路のイチバン奥まで行って合流する側とされる側が一台ずつ順番にその先の道へ進む「ジッパー法」しかり、意外と交通をスムーズにするための知恵とルールとマナーというのは、もしかしたら、伝承される機会がなくなってきてるのかもしれない。
あおられてる感もしかり。
「遠くの車を見て運転する」「5台くらい前を見て、それに合わせて走る」的なアドバイスを私が耳にしたのは、昭和の終わりか平成の始めの頃か……。
そういった感じで走っている車列の中、流れから出遅れたクルマのドライバーは、自分が周りに合わせられなくなってると思い、ちょうどいいところまでアクセルを踏んで合わせにくと思うのですが、そういう流れというものを知らない(意識できない)と間に挟まれて走っているだけで、前のクルマの列についていけなくて離れているのが自分なのに、後ろが迫ってくると思っちゃうんでしょうね。
後ろはもっと前(目前の1台ではなく、ずっと先のクルマから全体)を見てその車列の流れに合わせようとしているのに……。
それで、流れに合わせている後続車のほうが、あおり運転認定ってケースもあるかと。
アナタの前、4-5台を見ているとこのペース……なのにアナタだけがいろいろ遅いので、ワタシが追いついたみたいに見えるんです。
的なものもあります。
それも走行車線なら仕方ないとも思えますが、そこを意識できない人が追い越し車線に居座ると……もっと辛い。
以前であれば、周りの運転の先輩から、そう言った情報が耳に入ってくる頻度も高かったような。
わかりませんが。
オートマ限定免許が設定されてこちら、クルマを動かすということだけ見れば、初心者から、操作を学ぶことにカンタンになってるのは確か。
教習所では、運転技能ではなく、交通の流れをいかにスムーズにするかの授業をメインにした方がいいのではないかと思った次第。
既存の教習項目にアドオンでもいいのですが。
いかがでしょうか?

Norio Furuching Furukawa

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