とにかく車内に乗り込め、あとはそれからだ

年末年始にかけて展開される、モーターファン編集者チームのコラムに参加させていただきました。



テーマも自由だったのですが、やっぱりおもしろい(興味深い)ので、福祉車両系で3台をセレクトしました。


ざっくり小見出し(こみだし、もはや業界用語なのか?)をこちらに入れておきますゆえ、ご興味なくても読んでね。え?


●走る歓びはバリアなくどんなドライバーも味わえる(ようになる)

マツダ MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle
手で操作するスロットルって、加速と減速を別の動作でできるっていう意味でも有効だと思うんですよね、踏み間違いがありえないし。そしてフツーに自分のクルマに付いていたら便利だと思う人、いるんじゃない(ワンペダル的な運転とか、ブレーキが手動のほうがいい人もいるかも)かと。

●とにかく車内に乗り込め、あとはそれからだ

フジオート ホンダ N-VAN 自操式運転補助装置デモカー
車内で車いすから運転席に乗り換えられるデモカー。外で雨に濡れながら乗り込みの手順を踏む時間が減るし、最初に乗り込んでしまうので、あとはその時そのときで急いでも、休みやすみでも着席までの時間をコントロールしやすいってのは大きいと思うんす。

●ここでもライバル! であり仲間!? ミニバン激戦区の福祉車両

ホンダ ステップワゴン 車いす仕様車
5ナンバーフルサイズのミニバンをベースにした車いすスロープ車(……我が家にも一台ありますね)のライバル考察を、もうそろそろモデルチェンジというホンダ・ステップワゴンを軸に。この3台、ベースモデル自体が元々、トヨタ・ノア系/日産・セレナが近い所で競っているのに対し、すこし離れたところの需要を狙っていそうなステップワゴン。その違いの延長線上に、福祉車両としての個性も落とし込んでいて、面白いです。ほら、スロープがオフセットしているでしょう(笑

●まさにメーカーのバリアを超えたバリアフリー

最後の小見出しのセクションは、ホンダの開発担当者に取材をした際に伺った言葉で締めてます。
他人のいい言葉を拾って締める! まさに編集冥利に尽きる!(今回はライティングですが)

「商売としての判断はどうか難しいところだが……。そもそも標準車と違い需要自体が少ない福祉車両のカテゴリー。そこで似たような仕様のクルマをつくってメーカーが違うということで競い合っても仕方がない部分もある。それならば、各社がメーカーごとの考え方を反映しつつお互いを補うような仕様をつくり、利用者へバリエーション豊かな選択肢を提示できるほうが良いのではないか」


でも全部読んでね、1万2000文字くらいあるけれど(笑


とにかく読み始めて! 話はそれからだ(笑
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Norio Furuching Furukawa

Norio Furuching Furukawa

屋号:カチくる。WEBと紙のメディアで編集と執筆をしております。Youtubeは編集なし。主にクルマネタ。地質ネタも好物、チバニア〜ン! 福祉車両取扱士 Age 40er. [Ku6c]

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